「WordPress管理者画面カスタマイズ!メニュー項目を誤って削除してしまったとき」ではWordPressの管理画面メニューから投稿者権限のユーザーがログインした時に「ダッシュボード」「投稿」「メディア」以外のメニューを出さないようにするカスタマイズで誤って管理者の画面から項目を削除してしまったときの対処方法を解説します。
Adminimizeプラグインを使用して、投稿者のメニューから不要な(操作されたくない)項目を削除する手順を以前に紹介しました。
WordPress管理画面カスタマイズ!メニュー項目から不要項目を削除する
記事の投稿だけを行っていただくアカウントに、不要な項目を触らせないように出来るので便利なのですが、設定をミスるととんでもないことになります。
私は先日、管理者メニューを下図のようにしてしまいました。
\(^o^)/ オワタ
原因は、Adminimizeプラグインでの設定ミス。
Adminimizeのメニュー項目設定画面は下図のようになっていますが、何度かやっていた私はよく確認せずに一番左の管理者の部分を投稿者と勘違いしてササっとチェックを付けて保存してしまったのです。
管理者なのに、投稿以外出来ません。
当然他の管理アカウントなんてあるわけもなく完全に詰み状態です。
(というか他の管理アカウントでもだめです。)
こんな私みたいなアホなことをやってしまった場合の対処方法です。
DBから設定を削除する
DBからAdminimizeの設定情報を消してしまいましょう。
phpMyAdminから「wp_options①」テーブルに「mw_adminimize②」というoption_nameのレコードがあるので、これを削除③してしまいます。
削除後に管理画面をリロードすればメニューが戻っているはずです。
ただし、Adminimizeで設定したものは全て消えているので、再設定が必要です。
WordPressの再インストール
phpMyAdminとかよくわからないという方は、WordPressの再インストールという方法があります。
しかし、これは新規インストール直後にしか有効ではありません。
運用されているサイトでしたらバックアップを取って新規インストール後に戻すという方法がありますが、そのバックアップに失敗したAdminimizeの設定も入っているので、プラグインもデータもすべて戻すと結局使えないままです。
プラグイン削除
WordPressはプラグインファイルが見当たらないとプラグインを自動的に無効状態にしてくれます。
これを利用して、FTPやサーバのファイルアップロード機能などからAdminimizeプラグインを削除、もしくはフォルダ名を変更してしまってください。
プラグインが見つからないということで設定が無効になり、誤って削除してしまった項目がでてきます。
この方法は、Adminimizeプラグインをもう使用しないという条件でのみ有効です。
プラグインを有効にしてしまうと設定も有効になり再びメニュー項目が消えてしまいます。
まとめ
いくつか対処方法を出しましたが、「DBから設定を削除する」がもっとも有効な手段です。
一番なのは、よく確認して設定を行うということですね。
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